クロスファイア
概要
クロスファイアとは、Counter-Strike 2(CS2)において、複数の味方が異なる角度から同じ場所を見て、敵を挟み込むように撃てる状態を作ることを指す。
英語では「Crossfire」と書き、日本語でもそのまま「クロスファイア」と呼ばれることが多い。直訳すると「交差する火力」「交差射撃」という意味に近く、味方同士の射線が交差するように配置されることからこの名前が使われる。
CS2では、1人だけで敵を止めるよりも、2人以上で別々の角度から敵を撃てる状態を作る方が強い。敵が1人目を倒そうとしても、別角度にいる味方がすぐに撃ち返せるためである。これにより、敵は一度に複数の方向を警戒しなければならず、撃ち合いが非常に難しくなる。
クロスファイアは、CT側のサイト防衛、T側のポストプラント、リテイク後の守り、人数有利の場面、対エコ、1対2や2対2の終盤戦などで特に重要になる。
クロスファイアは「味方と射線を組み合わせて、敵に不利な撃ち合いを強制する守り方」である。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 用語 | クロスファイア |
| 英語表記 | Crossfire |
| 意味 | 複数の味方が異なる角度から同じ場所を撃てる状態 |
| 主な目的 | 敵を挟み撃ちにする、味方をカバーする、守りを強くする |
| 重要な場面 | サイト防衛、ポストプラント、リテイク後、人数有利、対エコ |
| 関係する技術 | 射線管理、ポジション取り、カバー、ピーク、クリアリング |
| 主な陣営 | T・CT両方で使用 |
| 関連用語 | 射線、カバー、トレードキル、オフアングル、ポストプラント |
クロスファイアとは
クロスファイアとは、味方同士が別々の角度から同じエリアを見て、敵が入ってきた瞬間に複数方向から撃てるようにする配置である。
たとえば、敵がサイト入口から入ってくるとする。その入口を、1人が正面から見て、もう1人が横から見ている場合、敵は正面のプレイヤーを撃とうとすると横から撃たれ、横のプレイヤーを撃とうとすると正面から撃たれる。このような状態がクロスファイアである。
クロスファイアの強みは、敵に「同時に複数の敵を処理しなければならない状況」を押し付けられることである。CS2では、1人の敵に対して照準を合わせるだけでも難しい場面が多い。そこに別角度からもう1人が撃ってくると、敵は非常に対応しにくい。
クロスファイアは、単に2人が同じ場所を見るだけではない。重要なのは、味方同士が近すぎず、同じ射線に重ならず、敵から見て別々の角度になるように配置することである。
クロスファイアが重要な理由
敵に複数方向を見させる
クロスファイアの最大の強みは、敵に複数方向を同時に警戒させることである。
敵が1つの角だけを見ればよい状況なら、プリエイムしてピークすれば勝てる可能性がある。しかし、左右や前後から同時に撃たれる状態では、敵はどちらを先に撃つべきか迷う。
この迷いが、クロスファイア側の大きな有利になる。
CS2では、敵の反応を少しでも遅らせることが重要である。クロスファイアは、敵の照準移動と判断を難しくすることで、撃ち合いを有利にする。
味方をカバーできる
クロスファイアでは、味方が撃たれたときにすぐカバーできる。
たとえば、味方が敵に倒されたとしても、別角度で見ている自分がすぐに敵を撃てれば、トレードキルを取れる。これにより、少なくとも人数差を大きく崩されにくくなる。
特に守り側では、1人が倒されても、すぐにもう1人が撃ち返せる配置が強い。逆に、味方同士の距離や射線が悪いと、1人ずつ順番に倒されてしまう。
クロスファイアは、味方を守るためのカバー配置でもある。
人数有利を活かしやすい
クロスファイアは、人数有利の場面で非常に強い。
たとえば、2対1や3対2のように味方の人数が多い場合、無理に1人ずつ敵を探しに行く必要はない。味方同士でクロスファイアを作り、敵が来る場所を待てばよい。
敵は人数不利を取り返すために、どこかで撃ち合いを仕掛ける必要がある。そのとき、クロスファイアができていれば、敵は1人倒してもすぐに別の味方に撃たれやすい。
人数有利では、クロスファイアを作って「敵に来させる」意識が重要である。
守りが安定する
クロスファイアは、CT側のサイト防衛を安定させる。
CT側は、T側の突入を止める必要がある。1人だけで入口を見ていると、フラッシュやラッシュ、トレードで突破されやすい。しかし、2人が別角度から入口を見ていれば、T側はかなり入りにくくなる。
クロスファイアがあるサイトは、T側にとってクリアリングが難しい。1つの角を見ても、別の角度から撃たれるためである。
サイト防衛では、ただ強いポジションに立つだけでなく、味方と組み合わせて強い射線を作ることが重要である。
ポストプラントで強い
クロスファイアは、T側のポストプラントでも非常に重要である。
C4を設置した後、T側は爆弾を守る側になる。このとき、全員が同じ場所に固まるよりも、複数方向から爆弾や解除位置を見られる配置を取る方が強い。
CT側が解除に来たとき、1人が正面から撃ち、もう1人が横から撃てるようにしておくと、解除を止めやすくなる。
ポストプラントでは、爆弾を中心にクロスファイアを作ることが勝利につながりやすい。
クロスファイアの基本構造
2人が別角度から同じ場所を見る
クロスファイアの基本は、2人の味方が別角度から同じ場所を見ることである。
同じ入口を見ていても、2人が同じ場所に立っているだけではクロスファイアとは言いにくい。敵から見て、ほぼ同じ方向に2人が並んでいる場合、敵は同じ照準移動で両方を処理できる可能性がある。
理想的なクロスファイアでは、敵が1人目を撃とうとすると、2人目に背中や横を見せる形になる。
敵に照準を大きく動かさせる配置が、強いクロスファイアである。
片方が撃たれたらもう片方が撃てる
クロスファイアでは、片方が撃たれた瞬間に、もう片方が敵を撃てることが重要である。
味方が見えている敵を自分が撃てない位置にいる場合、それは十分なクロスファイアではない。敵が味方を倒しても、自分がすぐ撃てなければ、敵に1対1を連続で与えてしまう。
強いクロスファイアは、味方が接敵した瞬間に、自分も同時に撃てる状態である。
近すぎない
味方同士が近すぎると、クロスファイアの効果が弱くなる。
2人が同じ箱裏や同じ壁際に固まっていると、敵のフラッシュ、モロトフ、HE、スプレーでまとめて処理される可能性がある。また、敵から見る角度がほとんど同じになるため、照準移動が少なくて済んでしまう。
クロスファイアでは、味方同士が適度に離れて、別々の角度を作ることが重要である。
離れすぎない
一方で、味方同士が離れすぎてもクロスファイアは弱くなる。
離れすぎると、味方が接敵してもすぐにカバーできないことがある。敵が1人目を倒して隠れた後、2人目と別の撃ち合いを始められると、クロスファイアではなく1対1の連続になってしまう。
クロスファイアでは、別角度を作りながらも、味方をカバーできる距離を保つことが重要である。
クロスファイアの使いどころ
CT側のサイト防衛
クロスファイアが最もよく使われる場面の一つが、CT側のサイト防衛である。
T側は、スモークやフラッシュを使ってサイトへ入ってくる。CT側が1人ずつバラバラに戦うと、T側にトレードされてサイトを取られやすい。
しかし、CT側がサイト内でクロスファイアを作っていれば、T側は入口を突破しても複数方向から撃たれる。これにより、T側のエントリーを止めやすくなる。
CT側では、サイト内の2人が同じ場所を見るのではなく、互いにカバーできる角度を作ることが重要である。
T側のポストプラント
T側がC4を設置した後も、クロスファイアは非常に重要である。
設置後のT側は、爆弾を守る側になる。CT側はリテイクして解除を狙うため、T側は解除位置を複数方向から見られるように配置すると強い。
たとえば、1人がサイト内から爆弾を見て、もう1人がサイト外やロング、メイン、ショートなどから爆弾を見られる位置にいると、CT側は解除しにくくなる。
ポストプラントのクロスファイアは、敵を全員倒すためだけでなく、解除を止めるためにも重要である。
リテイク後の守り
CT側がリテイクに成功した後も、クロスファイアは役立つ。
たとえば、CT側がサイトを取り返し、爆弾解除を始める場面では、解除役を守る味方が別角度から敵のピークを見ている必要がある。解除している味方を1人で放置すると、T側に簡単に解除を止められることがある。
解除役を中心に、味方が敵の出てくる場所を分担して見ることで、解除成功率が上がる。
対エコ
対エコでも、クロスファイアは非常に有効である。
相手がピストルやZeus x27で近距離を狙ってくる場合、1人で前に出ると囲まれて倒される危険がある。しかし、味方とクロスファイアを作っていれば、敵が1人を倒して武器を拾う前に、もう1人がカバーできる。
対エコでは、相手に武器を渡さないことが重要である。クロスファイアは、武器を落としてもすぐに回収・カバーしやすい配置を作る。
人数有利の終盤
2対1、3対1、3対2のような人数有利の終盤では、クロスファイアが非常に強い。
このような場面で、味方が1人ずつ敵を探しに行くと、逆転されることがある。人数有利を持っているなら、敵が来る場所を予測してクロスファイアを作り、敵に不利な撃ち合いを強制する方が安全である。
人数有利では、無理にキルを取りに行くより、味方と組んで守る方が強い場面が多い。
T側のクロスファイア
T側では、主にポストプラントでクロスファイアを使う。
C4を設置した後、T側は爆弾を守る必要がある。CT側は必ず爆弾解除に向かってくるため、T側は解除位置やCT側の進入口を複数方向から見られるように配置する。
T側のクロスファイアでは、爆弾を直接見られる射線と、CT側のリテイクルートを止める射線を組み合わせることが重要である。
T側クロスファイアの主な目的
- C4解除を止める
- CT側のリテイクを挟み撃ちにする
- 爆弾を複数方向から見られるようにする
- 味方が倒されてもすぐカバーする
- 時間を稼ぐ
- 解除音に反応しやすくする
- CT側に複数方向のクリアリングを強制する
T側では、設置後に全員が同じ場所へ固まるよりも、爆弾を中心に広がってクロスファイアを作る方が強い場面が多い。
CT側のクロスファイア
CT側では、サイト防衛とリテイクでクロスファイアが重要になる。
サイト防衛では、T側が入ってくる入口に対して、2人以上が別々の角度から射線を置く。T側が1人を倒しても、もう1人がすぐ撃てるようにする。
リテイクでは、味方と一緒にサイトへ入り、敵のポストプラント位置を複数方向から崩す。リテイク後は、解除役を守るためにクロスファイアを作ることもある。
CT側クロスファイアの主な目的
- T側のサイト突入を止める
- エントリーを倒した後にトレードされにくくする
- 味方の防衛位置をカバーする
- サイト内で時間を稼ぐ
- リテイク時に敵のポストプラント位置を崩す
- 解除役を守る
- 対エコで武器を拾わせない
CT側では、クロスファイアを作ることで、T側に簡単な1対1を与えないことが重要である。
クロスファイアと射線
クロスファイアは、射線を味方と組み合わせる技術である。
射線とは、敵や味方が銃で見て撃てるラインのことである。クロスファイアでは、複数の射線を交差させるように配置し、敵がどちらか一方だけを処理できない状態を作る。
射線が同じ方向に重なっていると、敵は一方向だけを見ればよい。これではクロスファイアの効果が弱い。射線が別角度から入っているほど、敵は対応しにくくなる。
クロスファイアを作るには、まず射線を理解する必要がある。
クロスファイアとカバー
クロスファイアは、カバーと非常に深く関係している。
カバーとは、味方が敵と撃ち合ったときに、すぐ助けられる位置や射線を持つことである。クロスファイアは、味方同士が互いをカバーできる配置の一つである。
味方が撃たれた瞬間に自分も敵を撃てるなら、良いカバーができている。味方が撃たれても敵が見えないなら、カバーとしては弱い。
クロスファイアでは、味方の位置と自分の射線を常に意識する必要がある。
クロスファイアとトレードキル
トレードキルとは、味方が倒された直後に、その敵を倒し返すことである。
クロスファイアができていると、トレードキルが取りやすい。敵が味方を撃った瞬間、別角度から自分が撃てるためである。
ただし、クロスファイアの理想は、味方が倒される前に敵を倒すことでもある。敵が一方向に集中している間に、もう一方の味方が撃つことで、味方を生かしたまま敵を倒せることもある。
クロスファイアは、トレードキルを取りやすくし、敵の連続キルを防ぐための配置である。
クロスファイアとオフアングル
オフアングルとは、敵が予想しにくい角度から射線を置くことである。
クロスファイアにオフアングルを組み合わせると、非常に強い守りになる。敵が定番位置をクリアリングしても、予想外の場所から撃たれるためである。
ただし、オフアングルは逃げ場が少ないこともある。味方のカバーがなければ、1キルを取った後に倒されやすい。
オフアングルは、クロスファイアと組み合わせることで安全性が高まる。
クロスファイアとグレネード
フラッシュバン
フラッシュバンは、クロスファイアを崩すためにも、守るためにも使われる。
攻める側は、クロスファイアを作っている敵の片方または両方を白くすることで、撃ち合いを有利にできる。守る側は、敵が入ってくるタイミングに合わせてフラッシュを投げることで、クロスファイアに入り込んできた敵を処理しやすくなる。
クロスファイアは強いが、フラッシュには弱くなる場合があるため注意が必要である。
スモークグレネード
スモークは、クロスファイアの片方の射線を切るために使われる。
敵のクロスファイアを崩すとき、両方の敵と同時に撃ち合う必要はない。片方の射線をスモークで消せば、もう片方だけを先に処理できる。
反対に、守る側は自分たちのクロスファイアがスモークで分断されないように注意する必要がある。
モロトフ / インセンディアリー
モロトフやインセンディアリーは、クロスファイアを作っている敵をどかすために使える。
敵が箱裏や角でクロスファイアを作っている場合、その片方に火炎グレネードを投げれば、敵はその場に留まりにくくなる。片方が動けば、クロスファイアの形が崩れる。
攻める側は、危険なクロスファイア位置を燃やしてから進むと安全になる。
HEグレネード
HEグレネードは、クロスファイアを作っている敵を削るために有効である。
特に敵が近い位置でクロスファイアを作っている場合、HEで体力を削ってからピークすれば、撃ち合いが有利になる。
守る側も、敵がまとまってクロスファイアを崩しに来るタイミングにHEを合わせることで、侵入を止めやすくなる。
クロスファイアを作る方法
敵が来る場所を予測する
クロスファイアを作るには、まず敵がどこから来るかを予測する必要がある。
T側なら、CT側がどのルートからリテイクしてくるかを考える。CT側なら、T側がどの入口からサイトへ入ってくるかを考える。
敵が来ない場所にクロスファイアを作っても意味は薄い。敵の進行ルート、残り時間、C4の設置位置、味方の情報をもとに配置を決める。
味方と角度を分ける
次に、味方と見る角度を分ける。
2人が同じ角度から見るのではなく、敵から見て別々の方向になるように立つ。1人が正面、もう1人が横。1人が近距離、もう1人が奥。1人が高所、もう1人が低所のように角度を作る。
敵が1つの照準移動で両方を処理できないようにすることが重要である。
互いにカバーできる距離にする
味方と角度を分けるだけでなく、互いにカバーできる距離にいる必要がある。
敵が味方と接敵したとき、自分がすぐに撃てるかを考える。撃てない位置にいるなら、クロスファイアとしては弱い。
クロスファイアでは、角度と距離のバランスが重要である。
逃げ道を考える
クロスファイアを作るときは、撃った後に下がれるかも考える。
強い位置でも、フラッシュやモロトフを受けたときに逃げ場がないと危険である。1キルを取った後に下がれる場所、味方の近くへ逃げられるルート、スモークで隠れられる場所があるとよい。
クロスファイアは強いが、完全に動けない場所で作ると、グレネードで崩されやすい。
味方とタイミングを合わせる
クロスファイアでは、味方と同時に撃てることが大切である。
味方が接敵しているのに、自分がまだ見ていなかったり、リロードしていたり、別の方向を見ていたりすると、クロスファイアが機能しない。
敵が来るタイミングでは、味方の射線と自分の射線が同時に働くようにする必要がある。
クロスファイアを崩す方法
スモークで片方の射線を切る
クロスファイアを崩す基本は、片方の射線をスモークで切ることである。
2人を同時に相手にすると不利である。そこで、一方をスモークで見えなくして、もう一方だけを先に処理する。これにより、クロスファイアを1対1に分解できる。
攻め側にとって、スモークはクロスファイア対策の重要なグレネードである。
フラッシュで同時に無力化する
フラッシュを使えば、クロスファイアを作っている敵を一時的に無力化できる。
特に、敵2人の視線方向が近い場合、1つのフラッシュで両方を白くできることがある。フラッシュ後に素早くピークすれば、有利に撃ち合える。
ただし、フラッシュのタイミングが遅いと、敵が隠れてしまうことがある。味方と合わせて使うことが重要である。
モロトフで片方を動かす
モロトフやインセンディアリーで、クロスファイアの片方をどかすことも有効である。
片方の敵が動けば、射線の組み合わせが崩れる。敵が炎から逃げてくる瞬間を狙うこともできる。
危険なクロスファイア位置は、体で確認するより先に燃やす方が安全な場合がある。
複数人で同時に入る
クロスファイアを崩すには、攻め側も複数人で同時に入ることが重要である。
1人ずつ入ると、クロスファイアに順番に倒される。複数人で同時にピークすれば、守り側も処理が難しくなる。
味方とタイミングを合わせて、片方の敵を一気に倒し、すぐにもう片方へ対応することが大切である。
別ルートから挟む
クロスファイアは、正面から入ると強いが、裏や横から崩されると弱いことがある。
攻め側が別ルートから回り込み、クロスファイアを作っている敵の背後や横を取れば、守り側の配置が崩れる。
マップコントロールを取って、複数方向から攻めることは、クロスファイア対策として有効である。
クロスファイアの長所
- 敵に複数方向を見させられる
- 味方をカバーしやすい
- トレードキルを取りやすい
- 人数有利を活かしやすい
- サイト防衛が安定する
- ポストプラントで解除を止めやすい
- 対エコで武器を拾われにくくなる
- 敵のクリアリングを難しくできる
- 1対1を連続で作られにくい
- チーム連携を活かせる
クロスファイアの短所
- 味方との位置関係が悪いと機能しない
- フラッシュやスモークで崩されることがある
- モロトフで片方をどかされると弱くなる
- 味方同士が近すぎるとまとめて処理される
- 味方同士が離れすぎるとカバーできない
- 同じ配置を繰り返すと読まれる
- 片方が早く倒されると形が崩れる
- コミュニケーション不足だと成立しにくい
- 逃げ道がないポジションでは危険になる
初心者向けアドバイス
初心者は、クロスファイアを「味方と同じ場所を見ること」だと考えない方がよい。
重要なのは、味方と別々の角度から同じ敵を撃てるようにすることである。敵から見て、味方2人が同じ方向に並んでいるなら、クロスファイアの効果は弱い。
まずは、味方が見ている場所を確認し、自分は少し違う角度から同じ入口や通路を見られる位置に立つとよい。味方が正面を見ているなら、自分は横から見られる位置を取る。味方が近距離を見ているなら、自分は奥を見られる位置を取る。
また、クロスファイアでは、味方が撃たれたときにすぐ撃てるかが大切である。味方のカバーができないほど遠い位置にいる場合は、位置を調整した方がよい。
初心者は、クロスファイアを「味方が戦った瞬間に、自分も撃てる位置取り」と覚えると分かりやすい。
よくある失敗
味方と同じ場所に固まる
クロスファイアを作ろうとして、味方と同じ場所に固まってしまう失敗がある。
同じ場所に2人いると、敵のスプレー、HE、モロトフ、フラッシュでまとめて処理される可能性がある。また、敵から見る角度も同じになりやすい。
クロスファイアでは、味方と適度に離れて別角度を作ることが重要である。
味方と離れすぎる
逆に、味方と離れすぎるのも失敗である。
離れすぎると、味方が撃ち合っても自分がすぐカバーできない。これでは敵に1対1を連続で与えてしまう。
クロスファイアは、別角度を作りながらも、互いにカバーできる距離で作る必要がある。
片方だけが先に撃ち合う
クロスファイアでは、片方だけが先に撃ち合い、もう片方が遅れると弱くなる。
敵が味方を倒してから隠れると、もう1人はトレードできない。敵が出てきた瞬間に、2人の射線が同時に機能することが大切である。
逃げ道のない場所で待つ
強いクロスファイア位置でも、逃げ道がないと危険である。
敵にモロトフを投げられたり、フラッシュを受けたりしたときに下がれないと、簡単に処理されることがある。
立つ場所は、射線だけでなく、下がれるかどうかも考える必要がある。
毎回同じクロスファイアを使う
同じ場所で同じクロスファイアを何度も使うと、敵に読まれる。
敵は次のラウンドで、そこにモロトフを投げたり、フラッシュを入れたり、別ルートから崩したりしてくる。
クロスファイアは強いが、同じ形に頼りすぎないことも重要である。
味方の射線をふさぐ
味方の前に立ってしまい、味方の射線をふさいでしまうことがある。
これでは、味方が敵を撃てず、クロスファイアが機能しない。味方の立ち位置と射線を意識し、自分が邪魔にならない位置を取る必要がある。
まとめ
クロスファイアは、CS2において複数の味方が異なる角度から同じ場所を見て、敵を挟み撃ちにするような射線配置である。
敵は一度に複数方向を処理しなければならず、非常に撃ち合いにくくなる。クロスファイアは、CT側のサイト防衛、T側のポストプラント、リテイク後の守り、対エコ、人数有利の終盤などで特に強力である。
良いクロスファイアでは、味方同士が近すぎず、離れすぎず、互いにカバーできる別角度を作る。敵が片方を撃とうとした瞬間に、もう片方が撃てる配置が理想である。
一方で、クロスファイアはフラッシュ、スモーク、モロトフで崩されることがある。また、同じ配置を繰り返すと敵に読まれるため、状況に応じて位置を変えることも重要である。
クロスファイアは「2人で同じ場所を見ること」ではなく、「味方と異なる射線を組み合わせて、敵に不利な撃ち合いを強制すること」である。射線管理、カバー、トレードキル、ポジション取りを理解することで、クロスファイアはより効果的に使えるようになる。
関連用語
- 射線
- カバー
- トレードキル
- オフアングル
- ピーク
- クリアリング
- プリエイム
- ポジション取り
- ポストプラント
- リテイク
- 対エコ
- スモークグレネード
- フラッシュバン
- モロトフ
- インセンディアリーグレネード
- クロスヘア配置
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- フラッシュバン
- モロトフ
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