サイト突入

  1. 概要
  2. 基本情報
  3. サイト突入とは
  4. サイト突入の目的
    1. C4を設置する
    2. CT側の守りを崩す
    3. 味方が入るスペースを作る
    4. ローテート前にサイトを取る
    5. ポストプラントへ移行する
  5. サイト突入の基本的な流れ
    1. 1. 攻めるサイトを決める
    2. 2. 必要なグレネードを準備する
    3. 3. エントリー役が先頭で入る
    4. 4. 後続がカバーとトレードを行う
    5. 5. サイト内をクリアリングする
    6. 6. C4を設置する
    7. 7. ポストプラントへ移る
  6. サイト突入で重要な役割
  7. エントリー役
  8. 2番手・トレード役
  9. C4設置役
  10. グレネード役
  11. ラーカー
  12. サイト突入とグレネード
    1. スモークグレネード
    2. フラッシュバン
    3. モロトフ
    4. HEグレネード
  13. サイト突入とエントリー
  14. サイト突入とカバー
  15. サイト突入とトレードキル
  16. サイト突入とクリアリング
  17. サイト突入と射線管理
  18. サイト突入とラッシュの違い
  19. サイト突入とマップコントロール
  20. サイト突入とポストプラント
  21. サイト突入とリテイク
  22. Aサイト突入
    1. Aサイト突入で意識すること
  23. Bサイト突入
    1. Bサイト突入で意識すること
  24. サイト突入で使われやすい武器
    1. AK-47
    2. Galil AR
    3. MAC-10
    4. Tec-9
    5. AWP
  25. サイト突入が有効な場面
    1. CT側の守りが薄いと分かったとき
    2. グレネードがそろっているとき
    3. 残り時間が少なくなってきたとき
    4. 相手のローテートを遅らせられるとき
    5. 相手のエコや低予算が予想されるとき
  26. サイト突入で失敗しやすい場面
    1. グレネードが足りないとき
    2. 味方のタイミングが合っていないとき
    3. 入口で止まってしまうとき
    4. C4を落としてしまうとき
    5. クリアリングが甘いとき
  27. サイト突入を受けるCT側の対策
    1. インセンディアリーで止める
    2. HEで削る
    3. フラッシュで返す
    4. クロスファイアを作る
    5. 下がってリテイクする
  28. サイト突入の長所
  29. サイト突入の短所
  30. 初心者向けアドバイス
  31. よくある失敗
    1. 入口で全員が止まる
    2. エントリー役だけが孤立する
    3. グレネードを使わずに入る
    4. 設置役を守らない
    5. サイト内のクリアリングが甘い
    6. 設置後に同じ場所に固まる
    7. 残り時間を見ていない
  32. まとめ
  33. 関連用語
  34. 関連記事

概要

サイト突入とは、Counter-Strike 2(CS2)において、T側がC4爆弾を設置するためにボムサイトへ入り込む行動のことである。

英語では「Site Execute」「Execute」「Site Take」「Entry onto Site」などと表現されることがある。日本語では「サイトに入る」「サイトを取る」「Aサイト突入」「Bサイト突入」「エグゼキュート」などと呼ばれる。

CS2では、T側の目的はC4を設置して爆破すること、CT側の目的はそれを防ぐことである。そのため、T側がラウンドを取るためには、基本的にAサイトまたはBサイトへ入り、CT側の守りを崩し、C4を設置する必要がある。この一連の動きがサイト突入である。

サイト突入は、単に全員で走って入るだけではない。スモークで敵の射線を切り、フラッシュで敵の視界を奪い、モロトフで角待ちをどかし、エントリー役が先頭で入り、後続がカバーとトレードキルを行い、サイト内をクリアリングし、C4設置へつなげる必要がある。

サイト突入が成功すれば、T側はC4を設置してポストプラントへ移行できる。失敗すれば、入口で止められたり、C4を落としたり、人数不利になったりしてラウンドを落としやすくなる。

サイト突入は「T側がボムサイトを制圧し、C4設置へつなげるためのチーム行動」である。


基本情報

項目内容
用語サイト突入
英語表記Site Execute / Site Take / Execute
意味T側がボムサイトへ入り、C4設置を狙う行動
主な目的サイト制圧、C4設置、ポストプラントへの移行
主に行う陣営T側
関係する技術エントリー、カバー、トレードキル、クリアリング、プリエイム
関係するグレネードスモーク、フラッシュ、モロトフ、HE
重要な要素タイミング、人数、射線管理、C4設置、味方との連携
関連用語ラッシュ、エントリー、ポストプラント、リテイク、マップコントロール

サイト突入とは

サイト突入とは、T側がAサイトまたはBサイトへ入り、CT側の守りを突破してC4設置を目指す行動である。

CS2では、T側がラウンドに勝つ方法は主に2つある。1つはCT側を全員倒すこと。もう1つはC4を設置し、爆破まで守り切ることである。現実的には、C4設置を通してポストプラントに持ち込むことがT側の重要な勝ち筋になる。

そのためには、まずサイトに入らなければならない。しかし、CT側はサイト入口、箱裏、サイト奥、ヘブン、ショート、ロング、コネクター、CTスポーン側など、さまざまな場所から守っている。T側が何も考えずに入ると、射線、フラッシュ返し、モロトフ、HE、クロスファイアで止められやすい。

サイト突入では、危険な射線をスモークで消し、敵がいそうな場所をモロトフでどかし、フラッシュで視界を奪い、エントリー役が先に入る。後続はエントリー役をカバーし、敵をトレードキルしながらサイト内へ広がる。

サイト突入は、T側の攻めにおける最も重要な場面の一つである。


サイト突入の目的

C4を設置する

サイト突入の最大の目的は、C4を設置することである。

T側は、C4を設置できればラウンドの状況を大きく有利にできる。設置後は、CT側が爆弾を解除しなければならなくなるため、T側は守る側に回ることができる。

C4設置に成功すると、CT側は時間に追われる。T側は爆弾を見られる位置に入り、解除を止めればよい。つまり、サイト突入はポストプラントへ移行するための入口である。

サイトに入っただけで満足せず、最終的にC4設置までつなげることが重要である。


CT側の守りを崩す

サイト突入では、CT側の守りを崩すことも重要な目的である。

CT側は、サイト内や入口周辺でT側を待っている。T側は、その守りをグレネードと人数で突破する必要がある。

スモークで長い射線を切り、モロトフで箱裏や角の敵をどかし、フラッシュで敵の視界を奪ってから入る。これにより、CT側の強い守り位置を弱くできる。

サイト突入は、ただサイトに入るだけではなく、CT側の防衛配置を崩す行動である。


味方が入るスペースを作る

サイト突入では、最初に入るプレイヤーが味方のためにスペースを作ることが重要である。

入口で全員が止まっていると、CT側のグレネードや射線でまとめて止められやすい。エントリー役が先に入り、サイト内の一部を確保することで、後続の味方が続きやすくなる。

スペースを作るとは、敵を倒すことだけではない。敵の注意を引く、敵の位置を明らかにする、サイト内に体を入れて後続が進む道を作ることも含まれる。

サイト突入では、先頭が前へ進む勇気と、後続がそれを支える動きが必要である。


ローテート前にサイトを取る

サイト突入の重要な目的の一つは、CT側のローテートが間に合う前にサイトを取ることである。

CT側は、AサイトとBサイトに人数を分けて守っている。T側が片方のサイトへ素早く突入できれば、最初に守っているCTの人数が少ないうちにサイトを取れる可能性がある。

突入が遅れると、別サイトのCTが寄ってきて守りが厚くなる。そうなると、C4設置が難しくなり、T側は不利になりやすい。

サイト突入では、準備に時間をかけすぎず、入るタイミングを逃さないことも重要である。


ポストプラントへ移行する

サイト突入は、ポストプラントへ移行するための行動でもある。

ポストプラントとは、C4設置後にT側が爆弾を守る状況である。サイト突入に成功しても、設置後の位置取りが悪いと、CT側にリテイクされることがある。

そのため、サイト突入では、設置後にどこで守るかまで考える必要がある。設置場所、残った味方の位置、敵のローテート方向、使えるグレネードを意識して、次の段階へ移ることが大切である。

サイト突入は、C4設置で終わりではなく、ポストプラントにつながる行動である。


サイト突入の基本的な流れ

1. 攻めるサイトを決める

まず、Aサイトへ行くのか、Bサイトへ行くのかを決める。

ラウンド開始直後から決め打ちで行く場合もあれば、マップコントロールを取ってから途中で決める場合もある。敵の配置、味方の情報、残り時間、グレネードの残り、C4の位置によって判断する。

重要なのは、チームの意思がそろっていることである。数人だけがサイトへ入り、他の味方が遅れていると、先頭が孤立して倒されやすい。

サイト突入はチーム全体の動きである。


2. 必要なグレネードを準備する

サイト突入前には、必要なグレネードを準備する。

スモークでCT側の射線を切る。フラッシュで敵の視界を奪う。モロトフで角待ちや箱裏をどかす。HEで敵を削る。

どのグレネードを使うかは、マップやサイトによって異なる。たとえば、あるサイトではCTスポーン側の射線をスモークで切る必要があり、別のサイトではヘブンやショートを消す必要がある。

グレネードは、エントリー役が安全に入り、C4設置まで進めるための準備である。


3. エントリー役が先頭で入る

サイト突入では、エントリー役が先頭で入る。

エントリー役は、最初に敵と接触する危険な役割である。敵を倒せれば理想だが、倒されても後続がトレードキルを取れるように動くことが重要である。

エントリー役が入口で止まると、後続も詰まり、突入全体が止まってしまう。入ると決めたら、サイト内へ体を入れ、味方が続けるスペースを作る必要がある。


4. 後続がカバーとトレードを行う

エントリー役の後ろに続く味方は、カバーとトレードキルを意識する。

先頭が敵に倒された場合、すぐにその敵を倒し返す。これができれば、人数交換が成立し、サイト突入を続けやすくなる。

後続が遅れすぎると、エントリー役が孤立して倒される。逆に近すぎると、敵のスプレーやグレネードでまとめて倒される危険がある。

後続は、エントリー役を助けられる距離で、少し違う角度を取りながら入ることが大切である。


5. サイト内をクリアリングする

サイトに入ったら、敵が隠れていそうな場所をクリアリングする。

サイト内には、箱裏、角、柱裏、サイト奥、ヘブン、CT側の入り口など、多くの危険な場所がある。すべてを一人で確認するのは難しいため、味方と見る場所を分担する必要がある。

クリアリングせずにC4を設置しようとすると、隠れていたCTに設置役が倒されることがある。

サイト突入では、サイトを取ることとC4設置を急ぐことのバランスが重要である。


6. C4を設置する

サイト内の安全がある程度確保できたら、C4を設置する。

C4設置中のプレイヤーは銃を撃てないため、味方のカバーが必要である。設置役を守る味方は、CT側のローテートルートやサイト内の残りポジションを見ておく必要がある。

設置場所も重要である。設置後にどこから爆弾を見られるかを考えて設置することで、ポストプラントが有利になる。

C4設置は、サイト突入の大きな目標である。


7. ポストプラントへ移る

C4設置後は、ポストプラントへ移行する。

T側は、爆弾を守る位置に移動する。全員がサイト内に固まるのではなく、爆弾を見られる位置、CT側のリテイクルートを止める位置、味方とクロスファイアを作れる位置に分かれる。

設置後にバラバラに動くと、CT側に1人ずつ倒されることがある。ポストプラントでは、爆弾を中心に時間を使って守ることが重要である。


サイト突入で重要な役割

エントリー役

エントリー役は、サイトへ最初に入るプレイヤーである。

最初に敵と接触し、敵を倒す、敵の位置を明らかにする、味方が続くためのスペースを作る役割を持つ。

エントリー役は倒されるリスクが高いが、味方がトレードできる形で接敵できれば役割を果たしたと言える。


2番手・トレード役

2番手は、エントリー役のすぐ後ろでカバーし、トレードキルを狙うプレイヤーである。

エントリー役が倒された瞬間に、その敵を倒し返すことが重要である。2番手が遅れると、エントリー役のデスが無駄になりやすい。

サイト突入では、2番手の動きが成功率を大きく左右する。


C4設置役

C4設置役は、サイト突入後にC4を設置するプレイヤーである。

設置役は、C4を持っているため非常に重要である。設置前に倒されてC4を敵の近くに落とすと、ラウンドが苦しくなる。

C4設置役は、先頭で無理に突っ込みすぎず、サイトが取れたら素早く設置できる位置にいることが大切である。


グレネード役

グレネード役は、サイト突入を助ける投げ物を使うプレイヤーである。

スモークで射線を切る、フラッシュでエントリーを助ける、モロトフで角をどかすなど、突入前の準備を行う。

グレネード役の投げ物が正確でタイミングよく入ると、サイト突入はかなり成功しやすくなる。


ラーカー

ラーカーとは、チーム本隊とは少し離れた場所で敵のローテートや裏取りを警戒したり、別方向から圧力をかけたりするプレイヤーである。

サイト突入時、ラーカーが敵のローテートを遅らせたり、背後を取ったりできると、T側は有利になる。

ただし、ラーカーが本隊から離れすぎて何もできないと、サイト突入の人数が足りなくなることもある。ラーカーはタイミングと位置取りが重要な役割である。


サイト突入とグレネード

スモークグレネード

スモークは、サイト突入で最も重要なグレネードの一つである。

CT側が見ている長い射線、ヘブン、CTスポーン側、ショート、コネクターなどをスモークで切ることで、T側が安全にサイトへ入りやすくなる。

スモークの目的は、敵を倒すことではなく、敵から見られる射線を減らすことである。見るべき場所を減らせば、エントリー役と後続は近い敵に集中しやすくなる。


フラッシュバン

フラッシュは、エントリー役を助けるために使う。

敵がサイト入口や角を見ている状態で、T側がそのまま入ると不利になりやすい。フラッシュを入れて敵の視界を奪えば、エントリー役が有利に撃ち合える。

重要なのはタイミングである。フラッシュが早すぎると敵が視界を回復し、遅すぎると味方が先に撃たれる。突入とフラッシュのタイミングを合わせる必要がある。


モロトフ

モロトフは、角待ちや箱裏の敵をどかすために使う。

サイト内には、敵が隠れやすい場所が多い。そこを毎回体で確認すると危険である。モロトフで燃やせば、敵はその場所から移動するか、ダメージを受け続けることになる。

モロトフは、エントリー役のリスクを減らすための重要なグレネードである。


HEグレネード

HEは、サイト内や入口付近の敵を削るために使う。

敵がよくいる場所にHEを投げることで、体力を削った状態で撃ち合える。特に狭い場所や、敵が複数人固まっている可能性がある場所で有効である。

HEだけで敵を倒せなくても、削った敵をエントリー役が倒しやすくなる。


サイト突入とエントリー

サイト突入では、エントリーが重要である。

エントリー役が先頭で入らなければ、チームはサイト入口で止まりやすい。入口で止まると、CT側のグレネードや射線でまとめて削られる。

エントリー役は、敵を倒すだけでなく、味方が入るためのスペースを作る。倒されても、後続がトレードできれば突入は継続できる。

サイト突入において、エントリーは攻めの始まりを作る役割である。


サイト突入とカバー

サイト突入では、カバーが欠かせない。

エントリー役が敵と撃ち合ったとき、後続がすぐに撃ち返せる位置にいる必要がある。味方がC4を設置しているときも、周囲を見て守る必要がある。

カバーがないサイト突入では、1人ずつ倒されやすい。カバーがあるサイト突入では、味方が倒されてもトレードキルにつなげやすい。

サイト突入は、個人で勝つ行動ではなく、味方を助け合いながら進む行動である。


サイト突入とトレードキル

トレードキルは、サイト突入成功の鍵である。

T側は、CT側が守っている場所へ入るため、最初のプレイヤーが倒されることは珍しくない。重要なのは、その直後に後続が倒し返せるかどうかである。

トレードキルが取れれば、人数交換が成立し、サイト内の守りを減らせる。トレードキルが取れなければ、T側は人数不利になり、突入が止まりやすい。

サイト突入では、1人のキルよりも、チーム全体で人数交換を作る意識が重要である。


サイト突入とクリアリング

サイト突入では、クリアリングが非常に重要である。

サイト内には、敵が隠れやすい場所が多い。角、箱裏、サイト奥、ヘブン、柱裏、スモークの中など、確認すべき場所が多い。

すべてを一人で見るのは難しいため、味方と見る場所を分担する必要がある。エントリー役が近い角を見る。2番手が別角度を見る。後続がローテート方向を警戒する。

クリアリングが甘いと、隠れていたCTにC4設置役や後続が倒されることがある。


サイト突入と射線管理

サイト突入では、射線管理が重要である。

ボムサイトには、複数の射線が通っている。T側が一度にすべての射線を相手にすると不利である。そのため、スモークで一部の射線を切り、確認する場所を減らす必要がある。

たとえば、CTスポーン側の射線をスモークで切れば、サイト内の敵に集中できる。ヘブンをスモークで消せば、高所から撃たれる危険を減らせる。

サイト突入は、危険な射線をどれだけ減らして入れるかが重要である。


サイト突入とラッシュの違い

サイト突入とラッシュは似ているが、意味は少し違う。

ラッシュは、ラウンド開始直後などに、複数人で素早く特定の場所へ攻め込む戦術である。スピードと人数で相手を押し切ることが目的である。

サイト突入は、ボムサイトへ入って制圧する行動そのものを指す。ラッシュの中にもサイト突入は含まれるが、ゆっくりマップコントロールを取った後に行うサイト突入もある。

つまり、ラッシュは「速い攻め方」、サイト突入は「サイトへ入る行動」である。


サイト突入とマップコントロール

サイト突入前には、マップコントロールが重要になることがある。

マップコントロールとは、マップ上の重要なエリアを確保することである。ミッド、ロング、バナナ、アパート、ランプなど、マップごとに重要な場所がある。

マップコントロールを取ることで、CT側の位置を絞りやすくなり、ローテートを遅らせたり、別ルートから挟んだりできる。

毎回ラッシュのように突入するのではなく、マップコントロールを取ってからサイト突入することで、より安全に攻められる場面がある。


サイト突入とポストプラント

サイト突入に成功した後は、ポストプラントへ移行する。

ポストプラントでは、T側が爆弾を守る側になる。サイト内に残るのか、サイト外から爆弾を見るのか、どの射線で解除を止めるのかを考える必要がある。

サイト突入時に設置場所を考えておくと、ポストプラントが有利になる。たとえば、味方がロング側に多いならロングから見える設置、メイン側に多いならメインから見える設置を選ぶことがある。

サイト突入は、ポストプラントの準備でもある。


サイト突入とリテイク

サイト突入に成功すると、CT側はリテイクを狙うことになる。

リテイクとは、CT側が設置後のサイトを取り返し、C4を解除する行動である。T側は、CT側のリテイクルートを予測し、スモーク、フラッシュ、モロトフ、クロスファイアで解除を止める。

つまり、T側のサイト突入は、CT側のリテイクを受ける前提で行う必要がある。サイトを取った直後に油断すると、CT側に素早く取り返されることがある。

サイト突入後は、すぐにポストプラントの配置を作ることが重要である。


Aサイト突入

Aサイト突入とは、Aボムサイトへ攻め込む行動である。

Aサイトは、マップによって広さや射線が大きく異なる。ロング、ショート、ヘブン、コネクター、CTスポーン側など、複数の射線が絡むことが多い。

Aサイト突入では、遠距離の射線をスモークで切り、サイト内の箱裏や角をモロトフで処理し、フラッシュに合わせてエントリーすることが重要である。

Aサイト突入で意識すること

  • CT側の長い射線をスモークで切る
  • ヘブンや高所を警戒する
  • サイト内の箱裏をクリアリングする
  • 設置場所を考える
  • ローテートしてくるCTを警戒する
  • 設置後にどこから爆弾を守るか考える

Aサイトは、広い分だけ複数の射線が通りやすい。射線管理が重要である。


Bサイト突入

Bサイト突入とは、Bボムサイトへ攻め込む行動である。

Bサイトは、マップによっては入口が狭く、ラッシュや一気の突入が起きやすい。狭い入口を突破する必要があるため、フラッシュ、スモーク、モロトフのタイミングが重要になる。

Bサイトでは、CT側がインセンディアリーやHEで入口を止めることが多い。T側は、それをスモークで消す、タイミングをずらす、別ルートから圧力をかけるなどの対応が必要である。

Bサイト突入で意識すること

  • 狭い入口で止まらない
  • インセンディアリーやHEを警戒する
  • フラッシュに合わせて入る
  • 近距離の敵をクリアリングする
  • C4設置役を守る
  • CT側のローテートを止める
  • 設置後に爆弾を守る位置へ広がる

Bサイトは、入口で止まると一気に崩されやすい。入ると決めたら、チーム全体で勢いよく進むことが重要である。


サイト突入で使われやすい武器

AK-47

AK-47は、T側のサイト突入で中心となるライフルである。

高い火力があり、ヘッドショットで敵を倒しやすい。エントリー、トレードキル、ポストプラントのすべてで強力である。

サイト突入では、AK-47を持つプレイヤーがプリエイムとカウンターストレイフを使い、正確に撃つことが重要である。


Galil AR

Galil ARは、資金が少ないときに使われるT側の安価なライフルである。

AK-47ほど強力ではないが、ピストルやSMGより中距離で戦いやすく、低予算のサイト突入で使われることがある。

フォースバイやハーフバイ気味のラウンドで、Galil ARを持ってサイト突入する場面がある。


MAC-10

MAC-10は、素早いサイト突入や対エコで使われることがある。

移動速度が速く、近距離で戦いやすいため、Bサイト突入やラッシュと相性が良い。相手が弱い装備の場合、キル報酬を狙いやすい点もある。

ただし、中距離以上ではライフルに不利になりやすいため、近距離を作ることが重要である。


Tec-9

Tec-9は、フォースバイや低予算ラウンドでのサイト突入に使われることがある。

近距離での突破力があり、複数人で一気に入る動きと相性がよい。T側がC4設置を狙うラウンドで使われることがある。


AWP

AWPは、サイト突入の先頭には向かないことが多いが、突入前のピックや設置後のポストプラントで重要になる。

AWPが敵の守り位置を先に倒せれば、サイト突入がかなり楽になる。設置後は長い射線から解除を止める役割を持つこともある。


サイト突入が有効な場面

CT側の守りが薄いと分かったとき

情報取りやラーカーの動きによって、片方のサイトの守りが薄いと分かった場合、サイト突入は有効である。

守っているCTが少ないうちに人数で入れば、C4設置まで進みやすい。


グレネードがそろっているとき

スモーク、フラッシュ、モロトフが十分にある場合、サイト突入は成功しやすくなる。

危険な射線を消し、角をどかし、敵の視界を奪ってから入れるためである。


残り時間が少なくなってきたとき

ラウンド終盤で残り時間が少なくなった場合、どこかのサイトへ突入しなければならないことがある。

ただし、時間が少なすぎるとC4設置が間に合わない。残り時間を見て、突入の判断を早めに行うことが重要である。


相手のローテートを遅らせられるとき

別ルートで味方が圧力をかけていたり、ラーカーが敵を引きつけていたりする場合、本隊のサイト突入が通りやすくなる。

CT側が迷っている間にサイトへ入ることができれば、T側は有利になる。


相手のエコや低予算が予想されるとき

相手がエコや低予算装備の場合、サイト突入で一気に押し切ることがある。

ただし、相手はピストル、ショットガン、Zeus x27などで近距離を狙ってくることがあるため、油断は禁物である。


サイト突入で失敗しやすい場面

グレネードが足りないとき

スモークやフラッシュがない状態で強い射線に突入すると、CT側に簡単に止められることがある。

投げ物が少ない場合は、別ルートを使う、人数で一気に行く、フェイクを使うなどの工夫が必要である。


味方のタイミングが合っていないとき

サイト突入は、チーム全体のタイミングが重要である。

エントリー役だけが早く入り、後続が遅れるとトレードキルが取れない。逆に、後続が詰まりすぎると、入口でまとめて倒される。

味方の突入タイミングが合わないと、サイト突入は失敗しやすい。


入口で止まってしまうとき

サイト入口で止まるのは非常に危険である。

入口は狭く、CT側のHE、モロトフ、スプレー、フラッシュが刺さりやすい。入ると決めたら、サイト内へ進んでスペースを作る必要がある。


C4を落としてしまうとき

C4を持ったプレイヤーが危険な位置で倒されると、C4を回収できなくなることがある。

サイト突入では、C4持ちが先頭で無理に突っ込みすぎないことが重要である。C4を安全に設置まで運ぶ意識が必要である。


クリアリングが甘いとき

サイトに入っても、箱裏や角を確認しないと、隠れていたCTに倒されることがある。

特にC4設置役が倒されると、突入成功が一気に崩れる。サイト内の危険な場所は、味方と分担して確認する必要がある。


サイト突入を受けるCT側の対策

インセンディアリーで止める

CT側は、サイト入口にインセンディアリーを投げることで、T側の突入を止めたり遅らせたりできる。

T側が火を無理に突破すると大きなダメージを受ける。これにより、突入のタイミングをずらしたり、後続を分断したりできる。


HEで削る

T側が入口に集まっているところへHEを投げると、複数人にダメージを与えられることがある。

サイト突入を受けるCT側にとって、HEは非常に有効な遅延・削り手段である。


フラッシュで返す

T側が入ってくるタイミングに合わせてフラッシュを返すと、突入を止めやすい。

エントリー役が白くなると、後続も詰まりやすくなり、CT側が撃ち合いを有利にできる。


クロスファイアを作る

CT側は、サイト内でクロスファイアを作ることで、T側の突入を止めやすくなる。

1人が入口を正面から見て、もう1人が横から見るような形を作れば、T側は複数方向を同時に警戒しなければならない。


下がってリテイクする

サイト突入を完全に止められないと判断した場合、CT側は無理にサイト内で戦わず、下がってリテイクを選ぶこともある。

生き残って味方のローテートを待ち、人数をそろえてからサイトを取り返す方が良い場面もある。


サイト突入の長所

  • C4設置につなげられる
  • CT側の守りを崩せる
  • ローテート前にサイトを取れる
  • グレネード連携を活かせる
  • エントリーキルで一気に有利を作れる
  • トレードキルで人数交換を作れる
  • ポストプラントに移行できる
  • 試合の流れを変えられる
  • チーム全体で攻めを作れる
  • 相手の守り方を試せる

サイト突入の短所

  • 失敗すると人数不利になりやすい
  • C4を落とすと危険
  • グレネードがないと強い射線に止められやすい
  • 入口で詰まるとまとめて倒されやすい
  • CT側のクロスファイアに弱い
  • フラッシュやスモークのタイミングがずれると失敗しやすい
  • クリアリングが甘いと隠れている敵に倒される
  • 設置後のポストプラントまで考えないとリテイクされやすい

初心者向けアドバイス

初心者は、サイト突入を「全員で走ってサイトに入ること」と考えない方がよい。

サイト突入で大切なのは、スモークで危険な射線を切ること、フラッシュで敵の視界を奪うこと、エントリー役が先に入り、後続がカバーとトレードキルをすることである。

まず覚えたいのは、入口で止まらないことである。サイトに入ると決めたら、先頭はしっかり中へ進む。後続は、先頭が倒されたらすぐ敵を倒し返す意識を持つ。

次に、C4設置役を守ることが大切である。C4を設置している味方は銃を撃てないため、周囲の味方が敵の来る方向を見て守る必要がある。

また、サイトに入った後は、全員が同じ場所に固まらないようにする。サイト内へ広がり、設置後は爆弾を守れる位置へ移動する。

初心者は、サイト突入を「サイトに入る」「敵を倒す」「C4を設置する」「爆弾を守る」という流れで覚えると分かりやすい。


よくある失敗

入口で全員が止まる

サイト突入で最も多い失敗の一つが、入口で全員が止まってしまうことである。

入口で詰まると、CT側のHE、モロトフ、スプレー、フラッシュでまとめて止められやすい。入ると決めたら、サイト内へ広がる意識が重要である。


エントリー役だけが孤立する

エントリー役だけが早く入り、後続が遅れると、エントリー役が倒されてもトレードできない。

サイト突入では、先頭と後続の距離感が重要である。後続は、先頭をすぐカバーできる位置で続く必要がある。


グレネードを使わずに入る

スモークやフラッシュを使わずに強い射線へ入ると、CT側に簡単に止められることがある。

特にAWPやクロスファイアがある場所には、投げ物なしで入るのは危険である。


設置役を守らない

C4設置中の味方を守らないと、設置役が簡単に倒される。

サイトを取ったら、設置役の周囲を見て、敵が出てきたら撃てるようにする必要がある。


サイト内のクリアリングが甘い

箱裏や角を確認せずに設置しようとすると、隠れていたCTに倒されることがある。

サイトに入ったら、味方と分担して危険な場所を確認することが重要である。


設置後に同じ場所に固まる

C4設置後、全員が同じ場所に固まると、CT側のリテイクやグレネードでまとめて崩されやすい。

設置後は、爆弾を見られる位置、リテイクルートを止める位置、味方とクロスファイアを作れる位置へ分かれる必要がある。


残り時間を見ていない

サイト突入が遅すぎると、C4設置が間に合わないことがある。

残り時間が少ない場合は、迷わず入る判断が必要になる。時間管理はサイト突入で非常に重要である。


まとめ

サイト突入は、CS2においてT側がボムサイトへ入り、C4設置を狙う重要なチーム行動である。

サイト突入では、スモークで危険な射線を切り、フラッシュで敵の視界を奪い、モロトフで角待ちをどかし、エントリー役が先頭で入る。後続はカバーとトレードキルを行い、サイト内をクリアリングし、C4設置へつなげる。

サイト突入が成功すれば、T側はポストプラントへ移行できる。設置後は、爆弾を守れる位置に広がり、CT側のリテイクを防ぐことが重要である。

一方で、サイト突入にはリスクもある。入口で止まる、C4を落とす、グレネードが足りない、味方のタイミングが合わない、クリアリングが甘いと、簡単に失敗することがある。

初心者は、サイト突入を「サイトに走って入ること」ではなく、「グレネード、エントリー、カバー、トレード、設置、ポストプラントまで含めた流れ」として理解するとよい。

サイト突入は、T側の攻めの中心となる行動であり、ラッシュ、エントリー、カバー、トレードキル、ポストプラント、リテイクなど多くの用語とつながる重要な基本戦術である。


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