概要
サイト突入とは、Counter-Strike 2(CS2)において、T側がC4爆弾を設置するためにボムサイトへ入り込む行動のことである。
英語では「Site Execute」「Execute」「Site Take」「Entry onto Site」などと表現されることがある。日本語では「サイトに入る」「サイトを取る」「Aサイト突入」「Bサイト突入」「エグゼキュート」などと呼ばれる。
CS2では、T側の目的はC4を設置して爆破すること、CT側の目的はそれを防ぐことである。そのため、T側がラウンドを取るためには、基本的にAサイトまたはBサイトへ入り、CT側の守りを崩し、C4を設置する必要がある。この一連の動きがサイト突入である。
サイト突入は、単に全員で走って入るだけではない。スモークで敵の射線を切り、フラッシュで敵の視界を奪い、モロトフで角待ちをどかし、エントリー役が先頭で入り、後続がカバーとトレードキルを行い、サイト内をクリアリングし、C4設置へつなげる必要がある。
サイト突入が成功すれば、T側はC4を設置してポストプラントへ移行できる。失敗すれば、入口で止められたり、C4を落としたり、人数不利になったりしてラウンドを落としやすくなる。
サイト突入は「T側がボムサイトを制圧し、C4設置へつなげるためのチーム行動」である。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 用語 | サイト突入 |
| 英語表記 | Site Execute / Site Take / Execute |
| 意味 | T側がボムサイトへ入り、C4設置を狙う行動 |
| 主な目的 | サイト制圧、C4設置、ポストプラントへの移行 |
| 主に行う陣営 | T側 |
| 関係する技術 | エントリー、カバー、トレードキル、クリアリング、プリエイム |
| 関係するグレネード | スモーク、フラッシュ、モロトフ、HE |
| 重要な要素 | タイミング、人数、射線管理、C4設置、味方との連携 |
| 関連用語 | ラッシュ、エントリー、ポストプラント、リテイク、マップコントロール |
サイト突入とは
サイト突入とは、T側がAサイトまたはBサイトへ入り、CT側の守りを突破してC4設置を目指す行動である。
CS2では、T側がラウンドに勝つ方法は主に2つある。1つはCT側を全員倒すこと。もう1つはC4を設置し、爆破まで守り切ることである。現実的には、C4設置を通してポストプラントに持ち込むことがT側の重要な勝ち筋になる。
そのためには、まずサイトに入らなければならない。しかし、CT側はサイト入口、箱裏、サイト奥、ヘブン、ショート、ロング、コネクター、CTスポーン側など、さまざまな場所から守っている。T側が何も考えずに入ると、射線、フラッシュ返し、モロトフ、HE、クロスファイアで止められやすい。
サイト突入では、危険な射線をスモークで消し、敵がいそうな場所をモロトフでどかし、フラッシュで視界を奪い、エントリー役が先に入る。後続はエントリー役をカバーし、敵をトレードキルしながらサイト内へ広がる。
サイト突入は、T側の攻めにおける最も重要な場面の一つである。
サイト突入の目的
C4を設置する
サイト突入の最大の目的は、C4を設置することである。
T側は、C4を設置できればラウンドの状況を大きく有利にできる。設置後は、CT側が爆弾を解除しなければならなくなるため、T側は守る側に回ることができる。
C4設置に成功すると、CT側は時間に追われる。T側は爆弾を見られる位置に入り、解除を止めればよい。つまり、サイト突入はポストプラントへ移行するための入口である。
サイトに入っただけで満足せず、最終的にC4設置までつなげることが重要である。
CT側の守りを崩す
サイト突入では、CT側の守りを崩すことも重要な目的である。
CT側は、サイト内や入口周辺でT側を待っている。T側は、その守りをグレネードと人数で突破する必要がある。
スモークで長い射線を切り、モロトフで箱裏や角の敵をどかし、フラッシュで敵の視界を奪ってから入る。これにより、CT側の強い守り位置を弱くできる。
サイト突入は、ただサイトに入るだけではなく、CT側の防衛配置を崩す行動である。
味方が入るスペースを作る
サイト突入では、最初に入るプレイヤーが味方のためにスペースを作ることが重要である。
入口で全員が止まっていると、CT側のグレネードや射線でまとめて止められやすい。エントリー役が先に入り、サイト内の一部を確保することで、後続の味方が続きやすくなる。
スペースを作るとは、敵を倒すことだけではない。敵の注意を引く、敵の位置を明らかにする、サイト内に体を入れて後続が進む道を作ることも含まれる。
サイト突入では、先頭が前へ進む勇気と、後続がそれを支える動きが必要である。
ローテート前にサイトを取る
サイト突入の重要な目的の一つは、CT側のローテートが間に合う前にサイトを取ることである。
CT側は、AサイトとBサイトに人数を分けて守っている。T側が片方のサイトへ素早く突入できれば、最初に守っているCTの人数が少ないうちにサイトを取れる可能性がある。
突入が遅れると、別サイトのCTが寄ってきて守りが厚くなる。そうなると、C4設置が難しくなり、T側は不利になりやすい。
サイト突入では、準備に時間をかけすぎず、入るタイミングを逃さないことも重要である。
ポストプラントへ移行する
サイト突入は、ポストプラントへ移行するための行動でもある。
ポストプラントとは、C4設置後にT側が爆弾を守る状況である。サイト突入に成功しても、設置後の位置取りが悪いと、CT側にリテイクされることがある。
そのため、サイト突入では、設置後にどこで守るかまで考える必要がある。設置場所、残った味方の位置、敵のローテート方向、使えるグレネードを意識して、次の段階へ移ることが大切である。
サイト突入は、C4設置で終わりではなく、ポストプラントにつながる行動である。
サイト突入の基本的な流れ
1. 攻めるサイトを決める
まず、Aサイトへ行くのか、Bサイトへ行くのかを決める。
ラウンド開始直後から決め打ちで行く場合もあれば、マップコントロールを取ってから途中で決める場合もある。敵の配置、味方の情報、残り時間、グレネードの残り、C4の位置によって判断する。
重要なのは、チームの意思がそろっていることである。数人だけがサイトへ入り、他の味方が遅れていると、先頭が孤立して倒されやすい。
サイト突入はチーム全体の動きである。
2. 必要なグレネードを準備する
サイト突入前には、必要なグレネードを準備する。
スモークでCT側の射線を切る。フラッシュで敵の視界を奪う。モロトフで角待ちや箱裏をどかす。HEで敵を削る。
どのグレネードを使うかは、マップやサイトによって異なる。たとえば、あるサイトではCTスポーン側の射線をスモークで切る必要があり、別のサイトではヘブンやショートを消す必要がある。
グレネードは、エントリー役が安全に入り、C4設置まで進めるための準備である。
3. エントリー役が先頭で入る
サイト突入では、エントリー役が先頭で入る。
エントリー役は、最初に敵と接触する危険な役割である。敵を倒せれば理想だが、倒されても後続がトレードキルを取れるように動くことが重要である。
エントリー役が入口で止まると、後続も詰まり、突入全体が止まってしまう。入ると決めたら、サイト内へ体を入れ、味方が続けるスペースを作る必要がある。
4. 後続がカバーとトレードを行う
エントリー役の後ろに続く味方は、カバーとトレードキルを意識する。
先頭が敵に倒された場合、すぐにその敵を倒し返す。これができれば、人数交換が成立し、サイト突入を続けやすくなる。
後続が遅れすぎると、エントリー役が孤立して倒される。逆に近すぎると、敵のスプレーやグレネードでまとめて倒される危険がある。
後続は、エントリー役を助けられる距離で、少し違う角度を取りながら入ることが大切である。
5. サイト内をクリアリングする
サイトに入ったら、敵が隠れていそうな場所をクリアリングする。
サイト内には、箱裏、角、柱裏、サイト奥、ヘブン、CT側の入り口など、多くの危険な場所がある。すべてを一人で確認するのは難しいため、味方と見る場所を分担する必要がある。
クリアリングせずにC4を設置しようとすると、隠れていたCTに設置役が倒されることがある。
サイト突入では、サイトを取ることとC4設置を急ぐことのバランスが重要である。
6. C4を設置する
サイト内の安全がある程度確保できたら、C4を設置する。
C4設置中のプレイヤーは銃を撃てないため、味方のカバーが必要である。設置役を守る味方は、CT側のローテートルートやサイト内の残りポジションを見ておく必要がある。
設置場所も重要である。設置後にどこから爆弾を見られるかを考えて設置することで、ポストプラントが有利になる。
C4設置は、サイト突入の大きな目標である。
7. ポストプラントへ移る
C4設置後は、ポストプラントへ移行する。
T側は、爆弾を守る位置に移動する。全員がサイト内に固まるのではなく、爆弾を見られる位置、CT側のリテイクルートを止める位置、味方とクロスファイアを作れる位置に分かれる。
設置後にバラバラに動くと、CT側に1人ずつ倒されることがある。ポストプラントでは、爆弾を中心に時間を使って守ることが重要である。
サイト突入で重要な役割
エントリー役
エントリー役は、サイトへ最初に入るプレイヤーである。
最初に敵と接触し、敵を倒す、敵の位置を明らかにする、味方が続くためのスペースを作る役割を持つ。
エントリー役は倒されるリスクが高いが、味方がトレードできる形で接敵できれば役割を果たしたと言える。
2番手・トレード役
2番手は、エントリー役のすぐ後ろでカバーし、トレードキルを狙うプレイヤーである。
エントリー役が倒された瞬間に、その敵を倒し返すことが重要である。2番手が遅れると、エントリー役のデスが無駄になりやすい。
サイト突入では、2番手の動きが成功率を大きく左右する。
C4設置役
C4設置役は、サイト突入後にC4を設置するプレイヤーである。
設置役は、C4を持っているため非常に重要である。設置前に倒されてC4を敵の近くに落とすと、ラウンドが苦しくなる。
C4設置役は、先頭で無理に突っ込みすぎず、サイトが取れたら素早く設置できる位置にいることが大切である。
グレネード役
グレネード役は、サイト突入を助ける投げ物を使うプレイヤーである。
スモークで射線を切る、フラッシュでエントリーを助ける、モロトフで角をどかすなど、突入前の準備を行う。
グレネード役の投げ物が正確でタイミングよく入ると、サイト突入はかなり成功しやすくなる。
ラーカー
ラーカーとは、チーム本隊とは少し離れた場所で敵のローテートや裏取りを警戒したり、別方向から圧力をかけたりするプレイヤーである。
サイト突入時、ラーカーが敵のローテートを遅らせたり、背後を取ったりできると、T側は有利になる。
ただし、ラーカーが本隊から離れすぎて何もできないと、サイト突入の人数が足りなくなることもある。ラーカーはタイミングと位置取りが重要な役割である。
サイト突入とグレネード
スモークグレネード
スモークは、サイト突入で最も重要なグレネードの一つである。
CT側が見ている長い射線、ヘブン、CTスポーン側、ショート、コネクターなどをスモークで切ることで、T側が安全にサイトへ入りやすくなる。
スモークの目的は、敵を倒すことではなく、敵から見られる射線を減らすことである。見るべき場所を減らせば、エントリー役と後続は近い敵に集中しやすくなる。
フラッシュバン
フラッシュは、エントリー役を助けるために使う。
敵がサイト入口や角を見ている状態で、T側がそのまま入ると不利になりやすい。フラッシュを入れて敵の視界を奪えば、エントリー役が有利に撃ち合える。
重要なのはタイミングである。フラッシュが早すぎると敵が視界を回復し、遅すぎると味方が先に撃たれる。突入とフラッシュのタイミングを合わせる必要がある。
モロトフ
モロトフは、角待ちや箱裏の敵をどかすために使う。
サイト内には、敵が隠れやすい場所が多い。そこを毎回体で確認すると危険である。モロトフで燃やせば、敵はその場所から移動するか、ダメージを受け続けることになる。
モロトフは、エントリー役のリスクを減らすための重要なグレネードである。
HEグレネード
HEは、サイト内や入口付近の敵を削るために使う。
敵がよくいる場所にHEを投げることで、体力を削った状態で撃ち合える。特に狭い場所や、敵が複数人固まっている可能性がある場所で有効である。
HEだけで敵を倒せなくても、削った敵をエントリー役が倒しやすくなる。
サイト突入とエントリー
サイト突入では、エントリーが重要である。
エントリー役が先頭で入らなければ、チームはサイト入口で止まりやすい。入口で止まると、CT側のグレネードや射線でまとめて削られる。
エントリー役は、敵を倒すだけでなく、味方が入るためのスペースを作る。倒されても、後続がトレードできれば突入は継続できる。
サイト突入において、エントリーは攻めの始まりを作る役割である。
サイト突入とカバー
サイト突入では、カバーが欠かせない。
エントリー役が敵と撃ち合ったとき、後続がすぐに撃ち返せる位置にいる必要がある。味方がC4を設置しているときも、周囲を見て守る必要がある。
カバーがないサイト突入では、1人ずつ倒されやすい。カバーがあるサイト突入では、味方が倒されてもトレードキルにつなげやすい。
サイト突入は、個人で勝つ行動ではなく、味方を助け合いながら進む行動である。
サイト突入とトレードキル
トレードキルは、サイト突入成功の鍵である。
T側は、CT側が守っている場所へ入るため、最初のプレイヤーが倒されることは珍しくない。重要なのは、その直後に後続が倒し返せるかどうかである。
トレードキルが取れれば、人数交換が成立し、サイト内の守りを減らせる。トレードキルが取れなければ、T側は人数不利になり、突入が止まりやすい。
サイト突入では、1人のキルよりも、チーム全体で人数交換を作る意識が重要である。
サイト突入とクリアリング
サイト突入では、クリアリングが非常に重要である。
サイト内には、敵が隠れやすい場所が多い。角、箱裏、サイト奥、ヘブン、柱裏、スモークの中など、確認すべき場所が多い。
すべてを一人で見るのは難しいため、味方と見る場所を分担する必要がある。エントリー役が近い角を見る。2番手が別角度を見る。後続がローテート方向を警戒する。
クリアリングが甘いと、隠れていたCTにC4設置役や後続が倒されることがある。
サイト突入と射線管理
サイト突入では、射線管理が重要である。
ボムサイトには、複数の射線が通っている。T側が一度にすべての射線を相手にすると不利である。そのため、スモークで一部の射線を切り、確認する場所を減らす必要がある。
たとえば、CTスポーン側の射線をスモークで切れば、サイト内の敵に集中できる。ヘブンをスモークで消せば、高所から撃たれる危険を減らせる。
サイト突入は、危険な射線をどれだけ減らして入れるかが重要である。
サイト突入とラッシュの違い
サイト突入とラッシュは似ているが、意味は少し違う。
ラッシュは、ラウンド開始直後などに、複数人で素早く特定の場所へ攻め込む戦術である。スピードと人数で相手を押し切ることが目的である。
サイト突入は、ボムサイトへ入って制圧する行動そのものを指す。ラッシュの中にもサイト突入は含まれるが、ゆっくりマップコントロールを取った後に行うサイト突入もある。
つまり、ラッシュは「速い攻め方」、サイト突入は「サイトへ入る行動」である。
サイト突入とマップコントロール
サイト突入前には、マップコントロールが重要になることがある。
マップコントロールとは、マップ上の重要なエリアを確保することである。ミッド、ロング、バナナ、アパート、ランプなど、マップごとに重要な場所がある。
マップコントロールを取ることで、CT側の位置を絞りやすくなり、ローテートを遅らせたり、別ルートから挟んだりできる。
毎回ラッシュのように突入するのではなく、マップコントロールを取ってからサイト突入することで、より安全に攻められる場面がある。
サイト突入とポストプラント
サイト突入に成功した後は、ポストプラントへ移行する。
ポストプラントでは、T側が爆弾を守る側になる。サイト内に残るのか、サイト外から爆弾を見るのか、どの射線で解除を止めるのかを考える必要がある。
サイト突入時に設置場所を考えておくと、ポストプラントが有利になる。たとえば、味方がロング側に多いならロングから見える設置、メイン側に多いならメインから見える設置を選ぶことがある。
サイト突入は、ポストプラントの準備でもある。
サイト突入とリテイク
サイト突入に成功すると、CT側はリテイクを狙うことになる。
リテイクとは、CT側が設置後のサイトを取り返し、C4を解除する行動である。T側は、CT側のリテイクルートを予測し、スモーク、フラッシュ、モロトフ、クロスファイアで解除を止める。
つまり、T側のサイト突入は、CT側のリテイクを受ける前提で行う必要がある。サイトを取った直後に油断すると、CT側に素早く取り返されることがある。
サイト突入後は、すぐにポストプラントの配置を作ることが重要である。
Aサイト突入
Aサイト突入とは、Aボムサイトへ攻め込む行動である。
Aサイトは、マップによって広さや射線が大きく異なる。ロング、ショート、ヘブン、コネクター、CTスポーン側など、複数の射線が絡むことが多い。
Aサイト突入では、遠距離の射線をスモークで切り、サイト内の箱裏や角をモロトフで処理し、フラッシュに合わせてエントリーすることが重要である。
Aサイト突入で意識すること
- CT側の長い射線をスモークで切る
- ヘブンや高所を警戒する
- サイト内の箱裏をクリアリングする
- 設置場所を考える
- ローテートしてくるCTを警戒する
- 設置後にどこから爆弾を守るか考える
Aサイトは、広い分だけ複数の射線が通りやすい。射線管理が重要である。
Bサイト突入
Bサイト突入とは、Bボムサイトへ攻め込む行動である。
Bサイトは、マップによっては入口が狭く、ラッシュや一気の突入が起きやすい。狭い入口を突破する必要があるため、フラッシュ、スモーク、モロトフのタイミングが重要になる。
Bサイトでは、CT側がインセンディアリーやHEで入口を止めることが多い。T側は、それをスモークで消す、タイミングをずらす、別ルートから圧力をかけるなどの対応が必要である。
Bサイト突入で意識すること
- 狭い入口で止まらない
- インセンディアリーやHEを警戒する
- フラッシュに合わせて入る
- 近距離の敵をクリアリングする
- C4設置役を守る
- CT側のローテートを止める
- 設置後に爆弾を守る位置へ広がる
Bサイトは、入口で止まると一気に崩されやすい。入ると決めたら、チーム全体で勢いよく進むことが重要である。
サイト突入で使われやすい武器
AK-47
AK-47は、T側のサイト突入で中心となるライフルである。
高い火力があり、ヘッドショットで敵を倒しやすい。エントリー、トレードキル、ポストプラントのすべてで強力である。
サイト突入では、AK-47を持つプレイヤーがプリエイムとカウンターストレイフを使い、正確に撃つことが重要である。
Galil AR
Galil ARは、資金が少ないときに使われるT側の安価なライフルである。
AK-47ほど強力ではないが、ピストルやSMGより中距離で戦いやすく、低予算のサイト突入で使われることがある。
フォースバイやハーフバイ気味のラウンドで、Galil ARを持ってサイト突入する場面がある。
MAC-10
MAC-10は、素早いサイト突入や対エコで使われることがある。
移動速度が速く、近距離で戦いやすいため、Bサイト突入やラッシュと相性が良い。相手が弱い装備の場合、キル報酬を狙いやすい点もある。
ただし、中距離以上ではライフルに不利になりやすいため、近距離を作ることが重要である。
Tec-9
Tec-9は、フォースバイや低予算ラウンドでのサイト突入に使われることがある。
近距離での突破力があり、複数人で一気に入る動きと相性がよい。T側がC4設置を狙うラウンドで使われることがある。
AWP
AWPは、サイト突入の先頭には向かないことが多いが、突入前のピックや設置後のポストプラントで重要になる。
AWPが敵の守り位置を先に倒せれば、サイト突入がかなり楽になる。設置後は長い射線から解除を止める役割を持つこともある。
サイト突入が有効な場面
CT側の守りが薄いと分かったとき
情報取りやラーカーの動きによって、片方のサイトの守りが薄いと分かった場合、サイト突入は有効である。
守っているCTが少ないうちに人数で入れば、C4設置まで進みやすい。
グレネードがそろっているとき
スモーク、フラッシュ、モロトフが十分にある場合、サイト突入は成功しやすくなる。
危険な射線を消し、角をどかし、敵の視界を奪ってから入れるためである。
残り時間が少なくなってきたとき
ラウンド終盤で残り時間が少なくなった場合、どこかのサイトへ突入しなければならないことがある。
ただし、時間が少なすぎるとC4設置が間に合わない。残り時間を見て、突入の判断を早めに行うことが重要である。
相手のローテートを遅らせられるとき
別ルートで味方が圧力をかけていたり、ラーカーが敵を引きつけていたりする場合、本隊のサイト突入が通りやすくなる。
CT側が迷っている間にサイトへ入ることができれば、T側は有利になる。
相手のエコや低予算が予想されるとき
相手がエコや低予算装備の場合、サイト突入で一気に押し切ることがある。
ただし、相手はピストル、ショットガン、Zeus x27などで近距離を狙ってくることがあるため、油断は禁物である。
サイト突入で失敗しやすい場面
グレネードが足りないとき
スモークやフラッシュがない状態で強い射線に突入すると、CT側に簡単に止められることがある。
投げ物が少ない場合は、別ルートを使う、人数で一気に行く、フェイクを使うなどの工夫が必要である。
味方のタイミングが合っていないとき
サイト突入は、チーム全体のタイミングが重要である。
エントリー役だけが早く入り、後続が遅れるとトレードキルが取れない。逆に、後続が詰まりすぎると、入口でまとめて倒される。
味方の突入タイミングが合わないと、サイト突入は失敗しやすい。
入口で止まってしまうとき
サイト入口で止まるのは非常に危険である。
入口は狭く、CT側のHE、モロトフ、スプレー、フラッシュが刺さりやすい。入ると決めたら、サイト内へ進んでスペースを作る必要がある。
C4を落としてしまうとき
C4を持ったプレイヤーが危険な位置で倒されると、C4を回収できなくなることがある。
サイト突入では、C4持ちが先頭で無理に突っ込みすぎないことが重要である。C4を安全に設置まで運ぶ意識が必要である。
クリアリングが甘いとき
サイトに入っても、箱裏や角を確認しないと、隠れていたCTに倒されることがある。
特にC4設置役が倒されると、突入成功が一気に崩れる。サイト内の危険な場所は、味方と分担して確認する必要がある。
サイト突入を受けるCT側の対策
インセンディアリーで止める
CT側は、サイト入口にインセンディアリーを投げることで、T側の突入を止めたり遅らせたりできる。
T側が火を無理に突破すると大きなダメージを受ける。これにより、突入のタイミングをずらしたり、後続を分断したりできる。
HEで削る
T側が入口に集まっているところへHEを投げると、複数人にダメージを与えられることがある。
サイト突入を受けるCT側にとって、HEは非常に有効な遅延・削り手段である。
フラッシュで返す
T側が入ってくるタイミングに合わせてフラッシュを返すと、突入を止めやすい。
エントリー役が白くなると、後続も詰まりやすくなり、CT側が撃ち合いを有利にできる。
クロスファイアを作る
CT側は、サイト内でクロスファイアを作ることで、T側の突入を止めやすくなる。
1人が入口を正面から見て、もう1人が横から見るような形を作れば、T側は複数方向を同時に警戒しなければならない。
下がってリテイクする
サイト突入を完全に止められないと判断した場合、CT側は無理にサイト内で戦わず、下がってリテイクを選ぶこともある。
生き残って味方のローテートを待ち、人数をそろえてからサイトを取り返す方が良い場面もある。
サイト突入の長所
- C4設置につなげられる
- CT側の守りを崩せる
- ローテート前にサイトを取れる
- グレネード連携を活かせる
- エントリーキルで一気に有利を作れる
- トレードキルで人数交換を作れる
- ポストプラントに移行できる
- 試合の流れを変えられる
- チーム全体で攻めを作れる
- 相手の守り方を試せる
サイト突入の短所
- 失敗すると人数不利になりやすい
- C4を落とすと危険
- グレネードがないと強い射線に止められやすい
- 入口で詰まるとまとめて倒されやすい
- CT側のクロスファイアに弱い
- フラッシュやスモークのタイミングがずれると失敗しやすい
- クリアリングが甘いと隠れている敵に倒される
- 設置後のポストプラントまで考えないとリテイクされやすい
初心者向けアドバイス
初心者は、サイト突入を「全員で走ってサイトに入ること」と考えない方がよい。
サイト突入で大切なのは、スモークで危険な射線を切ること、フラッシュで敵の視界を奪うこと、エントリー役が先に入り、後続がカバーとトレードキルをすることである。
まず覚えたいのは、入口で止まらないことである。サイトに入ると決めたら、先頭はしっかり中へ進む。後続は、先頭が倒されたらすぐ敵を倒し返す意識を持つ。
次に、C4設置役を守ることが大切である。C4を設置している味方は銃を撃てないため、周囲の味方が敵の来る方向を見て守る必要がある。
また、サイトに入った後は、全員が同じ場所に固まらないようにする。サイト内へ広がり、設置後は爆弾を守れる位置へ移動する。
初心者は、サイト突入を「サイトに入る」「敵を倒す」「C4を設置する」「爆弾を守る」という流れで覚えると分かりやすい。
よくある失敗
入口で全員が止まる
サイト突入で最も多い失敗の一つが、入口で全員が止まってしまうことである。
入口で詰まると、CT側のHE、モロトフ、スプレー、フラッシュでまとめて止められやすい。入ると決めたら、サイト内へ広がる意識が重要である。
エントリー役だけが孤立する
エントリー役だけが早く入り、後続が遅れると、エントリー役が倒されてもトレードできない。
サイト突入では、先頭と後続の距離感が重要である。後続は、先頭をすぐカバーできる位置で続く必要がある。
グレネードを使わずに入る
スモークやフラッシュを使わずに強い射線へ入ると、CT側に簡単に止められることがある。
特にAWPやクロスファイアがある場所には、投げ物なしで入るのは危険である。
設置役を守らない
C4設置中の味方を守らないと、設置役が簡単に倒される。
サイトを取ったら、設置役の周囲を見て、敵が出てきたら撃てるようにする必要がある。
サイト内のクリアリングが甘い
箱裏や角を確認せずに設置しようとすると、隠れていたCTに倒されることがある。
サイトに入ったら、味方と分担して危険な場所を確認することが重要である。
設置後に同じ場所に固まる
C4設置後、全員が同じ場所に固まると、CT側のリテイクやグレネードでまとめて崩されやすい。
設置後は、爆弾を見られる位置、リテイクルートを止める位置、味方とクロスファイアを作れる位置へ分かれる必要がある。
残り時間を見ていない
サイト突入が遅すぎると、C4設置が間に合わないことがある。
残り時間が少ない場合は、迷わず入る判断が必要になる。時間管理はサイト突入で非常に重要である。
まとめ
サイト突入は、CS2においてT側がボムサイトへ入り、C4設置を狙う重要なチーム行動である。
サイト突入では、スモークで危険な射線を切り、フラッシュで敵の視界を奪い、モロトフで角待ちをどかし、エントリー役が先頭で入る。後続はカバーとトレードキルを行い、サイト内をクリアリングし、C4設置へつなげる。
サイト突入が成功すれば、T側はポストプラントへ移行できる。設置後は、爆弾を守れる位置に広がり、CT側のリテイクを防ぐことが重要である。
一方で、サイト突入にはリスクもある。入口で止まる、C4を落とす、グレネードが足りない、味方のタイミングが合わない、クリアリングが甘いと、簡単に失敗することがある。
初心者は、サイト突入を「サイトに走って入ること」ではなく、「グレネード、エントリー、カバー、トレード、設置、ポストプラントまで含めた流れ」として理解するとよい。
サイト突入は、T側の攻めの中心となる行動であり、ラッシュ、エントリー、カバー、トレードキル、ポストプラント、リテイクなど多くの用語とつながる重要な基本戦術である。
関連用語
- エントリー
- エントリーキル
- ラッシュ
- カバー
- トレードキル
- クリアリング
- プリエイム
- ピーク
- 射線
- スモークグレネード
- フラッシュバン
- モロトフ
- HEグレネード
- C4爆弾
- ポストプラント
- リテイク
- マップコントロール
- クロスファイア
- ラーカー
関連記事
- エントリー
- ラッシュ
- カバー
- トレードキル
- クリアリング
- ピーク
- プリエイム
- 射線
- スモークグレネード
- フラッシュバン
- モロトフ
- C4爆弾
- ポストプラントの基本
- リテイクの基本
- マップコントロール
- ラーカー
